カフェインをやめたいあなたへ!無理のないやめ方とその効果(ドリンクレシピ集あり)
こんなことで悩んでいませんか?
✅ 朝のコーヒーが習慣になっていて、やめたいけどやめられない
✅ 飲まないとぼーっとして頭が働かない気がする
✅ 最近、動悸や胃のムカつき、冷えなど小さな不調が増えてきた
実はこれ、カフェインの影響かもしれません。
講座受講生の方にも「朝の1杯がないと不安」というかたがおられました。
少しずつ見直すことで、体がラクになる変化を感じられたそうです。
今回は、カフェインをやめることでどんな効果があるのか、そして無理のないやめ方についてご紹介します。
この記事の著者
まりこラベンダージョーンズ|アーユルヴェーダ・ヘルスコーチ
48歳からの女性が、仕事も趣味も旅も愉しむために欠かせない食事・休養・運動の習慣づくりをサポートしています。
30代でシンガポール駐在中に経験した3回のがんをきっかけに、西洋医学の治療と並行してヨガやアーユルヴェーダを取り入れ、セルフケアを実践。2024年に寛解。
2013年から夫の母国イギリスに移住し、ロンドンとコッツウォルズの2拠点生活で場所と時間にとらわれない生活を実践中。
カフェインが体に与える影響とは?
カフェインには覚醒作用があり、交感神経を刺激します。
そのため、集中力を高める効果もありますが、更年期世代の女性にとっては、刺激が強く感じられることも。
以下のような影響が出やすくなります。
睡眠の質が下がる
胃腸の不快感(空腹時のコーヒーなど)
イライラや不安感
手足の冷えや動悸
嗜好品として美味しいコーヒーを朝イチに飲むのは良いかもしれません。
ですが、疲労感をごまかすためにカフェインを飲むのは、疲労の根本原因を見えなくしてしまう行動です。
さらには、疲労が慢性化する恐れがあるのでNG。
疲労を無視し続けると、ある日突然動けなくなるバーンアウトがまっているかも。
「何だかずっと疲れてる…」という人は、一度カフェインを見直すタイミングかもしれません。
カフェインをやめると起こるうれしい変化
カフェインを少しずつ減らしていくことで、以下のような効果を感じる方もいます。
夜ぐっすり眠れるようになった
朝すっきり起きられる
胃の不快感が減った
イライラが落ち着いてきた
もちろん、すぐに全部実感できるわけではありませんが、「何となく調子がいいかも」と思える日が増えていくのはうれしいものです。
無理なくカフェインをやめる方法3選
「でも急にやめるなんてムリ!」という方へ。大丈夫です、以下の方法なら無理なく始められます。
① まずは1杯を置き換える
朝・昼・夕方のうち、いちばん「惰性」で飲んでいる1杯を、カフェインレスのドリンクに変えてみましょう。
わたしとしては、朝起きてすぐのコーヒーを白湯に置き換えるのがおすすめです。
お白湯の効能についてはこちら
> 冷え性改善に今日からできる!滞りを流す方法2つ
② 飲みたくなるタイミングを観察する
コーヒーを飲みたくなるタイミングがあると思います。
✅ なんとなく疲れたとき
✅ イライラしたとき
✅ 眠たいとき
✅ 口さみしいとき
その「きっかけ」を見つけることで、実はコーヒーではなく気分の切り替えや一息が必要だっただけということに気づくこともあります。
「飲みたくなる直前の自分の気持ちや状況」を、そっと観察してみてくださいね。
③ 思いっきり楽しんで飲む
コーヒーがまったくNGというわけではありません。
わたしも、特別な時には飲みます。
例えば旅行中、素敵なカフェの朝食でいただくコーヒーは本当においしいですよね。
大切なのは、「その1杯を楽しめているかどうか」。
多くの場合は、疲れているときや眠いときについつい手が伸びてしまっているのではないでしょうか。
でもそれは、疲れや睡眠不足をごまかしている(=マスキングしている)だけかもしれません。
「本当に今、コーヒーが必要?」と立ち止まってみると、惰性で飲んでいたことに気づくこともあります。
だからこそ、「楽しむための1杯」と「なんとなく飲んでいる1杯」を区別してみてください。
置き換えにおすすめのドリンクたち
体にやさしく、リラックス効果のある飲み物がおすすめです。
特にアーユルヴェーダでは、季節や体質に合った飲み物を取り入れることが、心身のバランスを整えるカギとされています。
たとえば、
春 → レモン・カイエンヌウォーター
夏 → ミントウォーター
秋 → スパイスティー
冬 → ターメリックラテ
などがあります。
リンクをクリックするとレシピを紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
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まとめ:自分をいたわる一歩として
カフェインをやめようとすると、どうしても「我慢ができない」「ツラい」と感じてしまいがちです。
でも今日からすぐにやめなくても大丈夫。
まずは1杯、優しい飲み物に置き換えるところから始めてみませんか?
惰性で飲むのはやめて、コーヒータイムを楽しめるようになるといいですね。
あなたの毎日が、もっと穏やかで心地よいものになりますように。