身体が重く感じる方へ〜冬から春のアーユルヴェーダ的毒だしの方法【食べ方編】

身体が重いなぁ
なんだかモッタリ……

冬に寒さが緩んできたこの時期、
身体がなまって重く感じていませんか。

わたしも冬の間に運動不足で
なまった体をなんとかしたいと
思っています。

でも、その重たい感じは
運動不足だけではなく
毒素が体内に溜まっているからかも?

この記事では
アーユルヴェーダ的な観点から
冬に溜まった毒素を排出するために
春にオススメの過ごし方をご紹介します。

長くなりますので、
【食べる・動く・休む】という
3つのテーマに分けてご紹介しますね。

はじめに、この記事では
【食べる】についてお話しします。

【動く・休む】についてはこちら
>>
身体が重く感じる方へ〜冬から春のアーユルヴェーダ的毒だしの方法【動く編】
>>
身体が重く感じる方へ〜冬から春のアーユルヴェーダ的毒だしの方法【休む編】

 
 

冬から春への変わり目は毒だし(デトックス)にぴったりの季節

まず、春に毒出し
つまりデトックスが必要な理由を
ご説明します。

なぜ春先に体が重く感じるのかと言うと
冬の間に動かなくなったり、
コッテリ重たいものを食べ過ぎていたから。

「当たり前じゃん!」
と思いましたか?

これをアーユルヴェーダ的に
説明させてもらいますね。

春の季節の特徴は
水と土のエネルギーなんです。

これをカッパ・ドーシャといいます。

ドーシャについて詳しくはこちらの記事もご確認ください。
>>アーユルヴェーダのドーシャで考える、夏の終わりにとるべき食べ物とは?

真冬に凍っていた地面が
春に気温が上がるとともに
少しずつ溶け出してくるように、

ネバネバ、ベタベタ粘り気があり
停滞したり、遅かったり、
どっしりした感じ、重さを感じる季節が春。

なので、
冬の終わりから春にかけては
意識して
軽くなるような、食べ物や運動・行動
増やしていただきたいのです。

 

アーユルヴェーダ的毒だし方法【食べ方】

冬と春の食べ方の違いとは?

では、本題の食べ方について
ご説明します。

晩冬から早春にかけて、
「冬に太ってしまったから痩せたい〜」
と思っている方はいらっしゃいませんか?

逆に、「食欲がわかない〜」
という方もいるかもしれません。

冬の間食べていたコッテリしたものが
重く感じられて

食べたいものが何だかわからない
そんな迷いが生じませんか?

 

結論からいうと

冬の間は体が少し太めになったとしても、
寒さや病原菌に対する抵抗力がつくのでOKです。

寒さに立ち向かうために
タンパク質や脂質を多めに取るのが望ましいのです。

でも春からは
軽めの食事に切り替えていく必要があります。

また、
緑の野菜を多めにし、苦味・辛味をとるのがオススメです。

 

【毒素を溜めない食べ方 その1】お昼をしっかり夜は軽く「早軽夕ごはん」

まずは軽めの食事に
切り替える方法をご紹介します。

いきなり食べる量を減らしたり
食べるものを変えるのは大変ですよね。

そこでわたしが講座
オススメしているのが
「早かる夕ごはん」です。

アーユルヴェーダでは
何を食べるかと
同じくらい大切なのが
食べるタイミングです。

簡単にご説明すると、
昼間であればガッツリ食べても大丈夫。

ですが、夜遅くに重いものをドカンと食べてしまうと
胃腸に負担がかかる、
眠りの質を妨げるなど、
いろいろと体によくないことが起こります。

詳しくはこちらの記事もご確認ください。
>>時間管理をしてはダメ

 

わたし自身、
アーユルヴェーダの食事法を知る前は
お昼をさっと軽く済ませていたのですが

そうすると「風のエネルギー」の時間帯である
午後、疲れてしまって集中できず
ついスナックやお菓子をつまむことに。

それが、悪循環を生んでいたことも知らず…

間食に消化エネルギーを取られて
大事なことに使える体力・気力が
ますます減ってしまうのですね。

 

このように、1日の中で同じ量を食べるにしても
「何を食べるか?」よりも大切なのが
いつ・どのように食べるか?
なのです。 

適正体重を目指し、免疫力を高めたいなら
食べたものをしっかり消化できることが
必要条件です。

「お昼をしっかり 夜は軽く」
を意識してみてくださいね。

 

【毒素を溜めない食べ方 その2】スパイスで辛味・苦味をとる

次に、辛味・苦味をとることについて
お話しします。

辛味・苦味をとると言っても、
「とにかく辛いものをいっぱい食べろ」
ということではありません。

辛味・渋み・苦味は
スパイスとして少量を取り入れればOK
です。

苦いものばかりのごはんでは、
誰も食べる気がしませんよね笑

食物の6味という考え方について、詳しくはこちらの記事もご確認ください。
>>アーユルヴェーダのドーシャで考える、夏の終わりにとるべき食べ物とは?

 

わたしは
冬に食べ過ぎたという方も、
逆に食欲がわかないという方にも
積極的にスパイスを取り入れることを
おすすめしています。

スパイスは食欲がない時は消化を助け、
食べ過ぎを防ぐこともできます。

あまり馴染みのない
スパイスを取り入れるのは
ハードルが高いと
感じるかもしれませんが、

インドご飯にしなくても
お茶などの飲みものにすれば
手軽に薬効を日常生活に取り入れることができます。

 

デトックスにオススメ!スパイスを手軽に取り入れるCCFティーの作り方レシピ(動画)

おすすめはこちらの
CCF(クミン・コリアンダー・フェンネル)ティーです。

ちなみに、
スパイスといっても辛いものではなく
身体に優しい味なのですよ♪

スパイスティーの詳しいレシピはこちらの記事でご紹介しています。
>>スパイスティー(CCFティー)の作り方〜消化力を高めるアーユルヴェーダのお茶

 

冬から春のアーユルヴェーダ的毒出し方法【食べ方】まとめ

この記事では

  • 「早かる夕ごはん」で消化力を助ける食べ方をする

  • スパイスを上手に取り入れる

という小さな工夫で

食欲がわかない時も
痩せたい方も

季節の変わり目を元気に
スッキリ過ごせるということをお伝えしました。

ここは、声を大にして言わせてください!


痩せたいときも
食欲のないときも
デトックスにも
アーユルヴェーダの食べ方を学ぼう


ぜひこの春に
アーユルヴェーダの食べ方を
生活に取り入れてみてくださいね。

 

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